実践!廃車手続き-普通車編
2002年(平成14年)3月、Goo-netで見つけ静岡のお店まで足を運び150万円で購入した愛車。
・トヨタカルディナGT-T
・平成9年(1997年)式
・走行距離32,000km
それから10年、2012年(平成24年)5月、走行距離が203,000kmを突破し・・・、自動車税も昨年から上がってしまい、燃費も街乗りでリッター8kmぐらいしか走りません。。。( ´△`)
今年の9月で車検を迎えるためそろそろ限界と感じ、色々と悩みましたが、これを期に愛車カルディナを廃車し、新車へ買い替える事にしました。
一応、ネットから中古車買取業者に査定をしてもらいましたが、走行距離20万km超えており、車体自体の値段はつかないと言われました。
ただ「今日すぐ手放しても良いなら1万円で引き取りますよ」と言われましたが、新車の納車時期の関係もあり断り、予定通り廃車(永久抹消登録)することにしました。
必要書類の準備 | |
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⇒永久抹消登録に必要な書類
引っ越した際に自動車検査証(車検証)の住所変更をしておらず、2つ前の住所になっていたので戸籍の附票が必要でした。
私の本籍は岡山県真庭市で(現住所:岡山市)、真庭市役所に行くのは面倒だったので・・・、戸籍証明が郵送でも取り寄せられることを知り、
・戸籍事項証明書等郵送請求書(市区町村役場のHPからプリントアウト)
・郵便小切手を手数料分300円(郵便局で買う)
・返信用封筒に切手を貼ったもの
以上を真庭市役所宛てに郵送して戸籍証明を請求し、2日後には戸籍の附票が届きました。
また印鑑証明書も1通用意しました。
解体業者での手続き | |
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2012年5月29日(火)
インターネットで「岡山 解体業者」と検索し、家から比較的近い岡山オートリサイクルセンターに電話し解体をお願いしました。
できれば税金や自賠責保険の関係で今月中に終わらせれば一番良かったのですが、解体後、最低1週間は手続きにかかるとの事。とりあえず明日持ち込みする事に決めました。
2012年5月30日(水)
愛車カルディナ解体へ・・・
まずは受付に行き、リサイクル券(A券)を渡し、車検証、運転免許証のコピーをとられました。
最低1週間は手続きにかかるとの事でしたが、再度確認してみると急ぐ人は伝えておくと早めに解体してもらえるそうです。特に何も言わないと2ヶ月ほど解体までにかかる時もあるそうですΣ(゚д゚;) 。もちろん「できるだけ早めに」とお願いしました(*^-^)。
その後、車両受渡書と現金17,000円がもらえました。聞いてみると鉄のお金として払うそうです。
もらえる金額は鉄の価格によって変動するそうで、排気量によっても違うそうです。この日は軽四なら5,000円ということでした(翌日から鉄の価格が下がり、私以降のお客さんは15,000円になったとの事、ラッキー( ̄∇+ ̄)v)。
また個人のお客さんには、「車の持ち込みの有無にかかわらず、お肉をお礼に後日郵送します。」と言われ、
・牛肉しゃぶしゃぶ肉1kg
・豚しゃぶしゃぶ肉1.5kg
・鶏肉2kg
の中から選べ、豚しゃぶしゃぶ肉1.5kgをお願いしました(6月2日に冷凍で届きました)。
あと、タイヤのホイール、カーステレオなど、簡単に外せる物はお願いしておくと解体する際に無料で外してくれ、返却してくれるそうです。
以上の手続きを行った後、ナンバープレートを外して渡してくれました。これで解体業者での手続きは終了です。
リサイクルセンターの出口にお地蔵さんがあったので、カルディナへの感謝の気持ちを込めてお参りして帰りました(*´∪`*) 。
2012年6月7日(木)
解体報告書が郵送で届きました。
・車体番号
・解体報告記録日
・移動報告番号
が記載されていました。解体抹消手続きは報告日「6月5日」より2営業以降になると書いてありました。
陸運局での手続き | |
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2012年6月13日(水)
岡山運輸支局に廃車(永久抹消登録)手続きに行きました。
⇒陸運局(陸運事務所)&軽自動車検査協会
入ってすぐの所に申請書の記入例、手続きの順序が記載された用紙が手続きの種類別に置いてあり、「永久抹消登録及び重量税還付申請」の用紙をとり、記載されている順に手続きをしました(永久抹消登録と重量税還付手続きは同時に手続可能です)。
1:ナンバープレートの返納
自動車会館13の窓口に行きナンバープレートを返納し、ナンバープレートと引き換えにナンバープレート番号が印刷されたオレンジ色の返納済証明のシールが渡されました。
2:申請書の購入
支局に戻り申請書自販機で抹消登録申請書<OCR3号様式の3>を30円で購入します。
3:抹消登録申請書へ記入
記入例と車検証を確認しながら、
・名前
・住所コード
・番地
・郵便番号
・電話番号
・振込み先の金融機関と口座番号
などを鉛筆で記入します。
⇒永久抹消登録申請書類の記入事項
引っ越したにもかかわらず自動車検査証(車検証)の住所変更をしていない場合など、車検証の住所と現住所が異なる場合は、現住所を記載。
住所コードは陸運局でも調べられますが、分からない場合でも登録申請案内の窓口で聞けば調べてくれ、教えてもらえます。
⇒ネットから住所コード検索
4:書類の提出
抹消登録申請書への記入が済んだら、以下の書類等を窓口へ提出します。
○手数料納付書(記載する台に置いてある、手数料は不要。)
○ナンバープレート返納証明シール
○解体報告書
○自動車検査証(車検証)
○印鑑証明書
○抹消登録申請書<OCR3号様式の3>
○戸籍の附票(車検証の住所変更をしていない場合など)
5:最終手続き
書類等を提出後、10分ほどで名前が呼ばれ、手数料納付書にサインをして「自動車重量税還付申請書付表1」という用紙をもらいました。
自賠責保険の解約などは別の証明書をもらわなくても、この「自動車重量税還付申請書付表1」があれば手続き可能とのこと。
念のため自賠責保険の東京海上日動火災保険に電話で確認したら、解約の書類を郵送するので記入して(振込み先の金融機関と口座番号の記入欄もあり)、「自動車重量税還付申請書付表1」のコピーと自賠責保険の証明書を郵送してもらえれば解約手続きできるとの事でした。
なお、後日証明書が必要になった場合でもこの「自動車重量税還付申請書付表1」と運転免許証を持参し手数料330円を支払えばいつでも発行してもらえるそうです。
以上で手続き終了ですε=( ̄。 ̄;)
平日の午前中に廃車手続き(永久抹消登録手続き)に行きましたが、結構混んでいて全部終わるまでに40分くらいかかりました。
車検証の住所変更をしていなかったことと、陸運局で申請用紙に記入したため時間がかかりましたが、申請用紙の記入を予めしていけば、ナンバープレートを返却して、書類を提出するだけで済むので、混んでいなければ10分くらいで手続き終了するのではないかと思います。
税金・保険の還付 | |
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廃車手続き(永久抹消登録手続き)後、「自動車税・自動車重量税・自賠責保険」の還付通知が郵送されてきました。
自動車税は廃車手続き約1ヶ月後、還付通知が郵送されてきましたので、某銀行に還付通知の用紙を持って払い戻しに行ってきました。32,600円還付されました。
自動車重量税は廃車手続き約2ヶ月後に、陸運局にて廃車手続きの時に記入した口座に振り込まれていました。3,750円でした。
自賠責保険は廃車手続き約半月後に申請書に記載した銀行口座に振り込まれていました。2,160円です。
合計、「38,510円」還付されました。
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